出水ゴシック16ドを変換してみた。・・・ありゃ。もう一度・・・同じ。
世界の「世」の字の横画が消えてる・・・(他の字も同様に部分的に欠けている)。今回使ったfnx2dynaが24dot前提で組まれているせいかも。
わかりきっていることですが覚え書き。ビットマップフォントからTrueTypeにするには、
といった手段があるが、まずアウトラインの(普通の)TrueTypeには、基本的にcb2tt(Chinese Bitmap to TrueType)を日本語化したcb2ttjが用いられる。これは一旦1024×1024ドットの二値ビットマップを作成して、ここからアウトラインを取るようになっている。このビットマップの作成は中文ではちょうどDynaFont-ATのようなハードが必要であったため、VFLib(TTF/Type1/Zeit/bdfなどを展開するライブラリ)で展開するvflibbmpやFONTX2から変換するfnx2dynaが用いられる。
一方、擬似TTFはMKTTF(Mobile Computer Software Gallery)やbdf2ttf(香り屋)を使う。それぞれFONTX2、bdfから変換するものであるが、ともにJIS X 0213に対応していない(変換テーブルを用意しなければならない)。また、MKTTFで作成したものはMS-Windows CE/95以外ではうまく表示できない。一方のbdf2ttfは再コンパイルしないとMS-Windows95では動作しない。
雑記。ちなみにこうして作った擬似TTFからMicrosoftのSbit32で取り出したbdfは(所謂)半角仮名を含むので、単純にSbit32だけを使った場合に比べてまともな組み込みビットマップを作ることができる。
の実行バイナリをtenkさんに頂く。 .../lib/cb2ttj32_20040921.tar.bz2を解凍して、jiskan24-2003 for FONTX2を変換してみる。
ええ、化けてますね。ふざけて罰当たりな名前を使ったせい(jiskan24=JIS X 9052はNKLをベースにしたことは明らかですが・・・)?ちなみに写研のNKLそのものになる恐れがあるから、私にはまともなアウトラインフォントに改善する気はありません。
半角(1byte)仮名が出ないのは既知。JIS X 0213の第二面が出ないのはコード領域の問題。縦書きも予想通り。
こういった問題はフォントエディタで編集し直すことで解決できるから、これでも充分。出水ゴシック16ド for TrueTypeを作る(+内部用にWIFEフォントを変換する)準備ができた。
を移植。ファイル名はフォントの高さにあわせた。太字・斜体・プロポーショナル・ISO-8859-1は省略。
STARTCHAR行がSTARTCHAR 0x2121(普通0xをつけない)となっていてコード領域を誤変換(ENCODING行を使えばいいのですが)。焦りました。対処はやっぱりSEDで置換。
を改定(すべて同じにした)。これで懸案は解決したと思いますが、如何?
YASATさんにVz/JED用の異体字変換マクロ、異体字テーブルをいただいたので公開。
内容としては2004年改正への対応、安定版としての側面がある。
OSASKの標準のフォントに出水ゴシック16ドット(IZMG16-N)β2が採用されたらしい。たった一昨日気づいた。標準フォントとしての採用はFreeDOS/Vに続き二例目。(追記。採用されたのはIZMG16-α6とのこと)
OSASKは未踏に今年も落ちたらしい。未踏は発想・方法・現実に問題があると考えますが(血税使ってできませんでした、ちゃんちゃん、とか、どこかで聞いたようなソフトの採用はなしだろう)、制度として存在する限り奨学金/生活費がわりに利用する輩が出てもしょうがない。無論好例はありますが。
聖人さんは昨日β3をJIS2004版ではなくJIS2000版を移植したとのこと。私の個人的意見を書くと、(次期MS-Windowsなどを書くまでもなく)今後JIS2004が中心として用いられると考えられるから、OSASKの仕様と言わず積極的にJIS2004に移行させることを求めるべきだと思う。勿論、暫し字形による問題(字形化け)が出てくることは覚悟しなければならない。
出水書体のライセンスは未完成のものについて改変を“希望しない”としていますが、改変を妨げる目的ではなく出水書体由来の混乱を避けるため、あえてそういう風に言っているに過ぎません(ex. IZMG16にあった・IZMM16に未だにあるどうしようもない誤字など)。つまりあくまで“希望”であり、さまざまなことが済し崩し的に行われても(それが公共に反しない限り)私は何ら文句を言いません。
を本家にあわせ更新。
niftyのリストを眺めると(FONTX2を中心に)いろいろなフォントがあったり。
なんかなあ。
の更新がとまって久しいですが、試しにk12-2000と組み合わせてみる。ゴシック体はないから作るんだろうなあ。
今後の作成はこちらが中心になる予定。教科書体(IZMT16)と異なり漢字のデザインルールを変えたのですべて作成し直しである。そもそもうろこを付けただけで明朝でござい、では実用に耐えない。
JIS2004版とJIS2000版を公開。違いは追加10字と例示字形変更への対応。下に例文。親しみやくするために稚拙な感じをだそうとしたのですが、どうでしょうか。
あと。故佐藤章さんの『問わずがたりの洋酒外史』の一部も。
をリリース。少し気になったのでjiskan24-2003の全角スペースをクリアしてたものを付けておく。
だった。ありゃ。