するとのこと。IBM 外字などとかぶる第二面(第四水準)の Shift_JIS-2004 への変換テーブルが実装されないのではないかという懸念(プレビュー版で第一面の変換テーブルのみ実装していたらしい)がありましたが、そういう妙な実装はされないようです。また、以前から噂の“Mairyo”の存在も公表。リョービナウとは違いますね。C & G か……。
毎日新聞の記事では『鴎』の字が変わるみたいなことが書いてありましたが、当然のことながら誤りです(ご存知の通り別の符号位置に印刷標準字を実装)。おそらく Input Method などで優先的に表示することを誤解したのでしょう。
ところで“Mairyo”って『メイリオ』って読むんですね。『明瞭』だから『めいりょう』と思っていました。
出水ゴシック体M-16ドットフォント(IZMG16)β5は10月頃までにするつもり(明朝との同時リリースは無理だろう)。実装文字は仮名を中心に変更。特に仮名は出水ゴシック体Lの実装に合わせた形にするのでほぼ全面改訂である。おそらく『か』『な』『ふ』『を』などが大きく変わる。漢字は『子』の形や部首の統一、一部未変更字を変えるなどが中心となる。
現行では IZMG16 の変更に振り回されているので、まず IZMG16 を完成させるのが前提となるが、以下の方針を示しておく。今後設計書を書くことになると思う。
出水ゴシック体L-24ドットフォント(IZLG24)の実装は以下のような方針である。
このフォントの展開として線幅を2ドットにして太ゴシック体にする、あるいはこれを骨格としてアウトラインにする(仮名について実験中)ことが考えられる。
ただし今後の作業は元となる出水ゴシック体M-16ドット(IZMG16) の完成が前提となるのでほとんど停止中である。ただし仮名は改良があったので IZMG16 に反映させる。設計書を書く必要がある。