日記帳 2007-04


2007-04-22

JIS彫刻書体 ひらがなトレース中「いうえおか」

JIS彫刻書体「いうえおか」

 「い」〜「お」の字形を修正。新規は「か」だけ。「か」の二画目は入りを少し下げてます。仮想ボディの大きさ間違えたかも。

2007-04-18

JIS彫刻書体 ひらがなトレース中「あいうえお」

JIS彫刻書体「あいうえお」

 ひらがなの作成を開始。JIS Z 8906をそのままトレースしただけという。こんな感じで気が向くまま作成します。

2007-04-15

泉刻計画の方向

 当面は両かなの実装を目標とする。方向としては以下の通り。

仮称は『JIS彫刻書体L(JLR)』とする。
あくまでJIS Z 8903〜8906であるため。それを勝手に拡張したものを『泉刻細丸ゴシック体(SKLR)』とする。
ウェイトは和田研細丸ゴシック体と同程度とする
実装の不足分を和田研細丸ゴシック体で補うため。JIS Z 8903のすべてを実装したとしても常用漢字止まりであり、補完が必要である。
字形は基本的にJIS Z 8903〜8906のままとする。ただし、JIS X 0213の包摂基準を満たさない場合は変更する。
JIS2004の例示字形との違いが大きい場合は字形を変更するが、別途字形を変更しない非拡張版を用意する。それ以外は気になる字形があったとしてもこの書体では変更しない。勝手に拡張したものは『泉刻丸ゴシック体』である。
JIS X 0213の非漢字はすべて実装する。
実用性・書体の整合性を担保するため、JIS Z 8903〜8906の形に留意する。
実装の一つは等幅書体とする。
このため等幅書体に限りJIS Z 8905の字形を一部変更する。
漢字の実装は教育漢字順とする。その後は常用漢字の読み順とする。
正直言って漢字の実装が出来るか判らない。のでただいま空文。
製作途上にかかわらず、あらゆる権利・希望を主張しない。
出自が公的規格であり、かつ主体的な変更を行わないため、権利を主張する理由も意味も存在し得ない。従って、権利は公共に属する。

2007-04-08

泉刻計画開始

 某アンチックの更新があったので記事更新。とりあえずもどきとあらのの最初の二つの版は使わない方が良いと。

 JIS Z 8906-1977『機械彫刻用標準書体(ひらがな)』をアウトライン化する準備しています(文字の切り分け)。仮称は『JIS彫刻書体』、計画は『泉刻計画』(「泉」-彫「刻」)。まずはひらがなからです。

 本当はストロークデータにしたいんですが……。JIS Z 8903〜8906に載せられているのは原板用書体といって文字の骨格なのです。標準書体はそれを機械彫刻で肉付けしたもの。

 今やっているのは文字の切り分け。同じことを常用漢字でもやるのか……。


Yu Izumi@Izumi Labo,2002-2007
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